無料&簡単!たくさんのワードを一括でGoogle翻訳する方法
はじめに
Google翻訳は、言語スキルがなくても翻訳ができる便利なツールですが、翻訳したいワードがたくさんある場合、1つ1つ翻訳にかけるのは時間がかかります。特に、大規模なシステムの多言語対応では、翻訳ワードが1,000語、10,000語レベルになることもあるので、一括で翻訳できることが求められます。
本記事では、Googleスプレッドシートを利用して、たくさんのワードをまとめて翻訳する方法を紹介します。
Googleスプレッドシートによる一括翻訳の手順
一括翻訳にはGoogleスプレッドシートを使用します。Googleスプレッドシートとは、Excelのような表計算アプリケーションで、Googleアカウントがあれば無料で使用できます。Googleアカウントをお持ちでない方は、あらかじめ作成しておいてください。
動画で手順を紹介していますので、ご覧ください。
- 翻訳元のワードを全て、Googleスプレッドシートに貼り付けます。
- 空いているセルに
GOOGLETRANSLATE
関数を適用します。1つ目のワードが翻訳されます。GOOGLETRANSLATE(翻訳元のセル, 翻訳元の言語コード, 翻訳先の言語コード)
- 残りのワード分だけ、セルの右下をドラッグします。残りのワードが全て翻訳されます。
こんな時に役立つ
機械翻訳なので翻訳結果は不自然になることもありますが、「不自然でもOKなのでとりあえず翻訳しておきたい」というシーンでは、とても役立ちます。
また、正確に翻訳する必要がある場合にも、この方法で機械翻訳したものをベースとして人間が翻訳作業をすれば、誤った部分を修正するだけでよいので、作業時間を短縮できるはずです。
いずれにせよ、Googleスプレッドシートで一括翻訳ができることは、覚えておくと何かと便利です。