INSERT文などのSQLを自動生成する便利ツール「GetGrid」
表データからSQLを作成したい!
RDBを使用してシステムの開発や運用をしていると、エクセルに記載された表データをそのままテーブルに挿入したい、といったシーンに出くわすことがあるかもしれません。私は、大いにありました。
そんな心当たりがある方にとって、「GetGrid」は非常にお役に立てるはずです。挿入したい表データをGetGridに取り込ませると、ボタン1つでINSERT文を作成することができるのです。他にも、UPDATE文、DELETE文の自動生成にも対応しています。
Web版
ダウンロード・インストール不要なWeb版をリリースしました。ブラウザ上でお気軽にご利用いただけます。
- 2022-07-16 : UPDATE 文生成の不具合を修正しました。
ダウンロード版
- ダウンロード
- 製品名
- GetGrid version 1.6
- 著作権者
- つよし
- 価格
- 0円(フリーソフトウェア)
- 動作環境
- Windows 7/8/8.1/10 (32bit/64bit)
- .NET Framework 3.5
zipファイルを解凍し、「GetGrid.exe」を実行するとGetGridが起動します。操作方法については、下記を参照ください。
操作説明
INSERT文の自動生成
- テーブルに挿入したいデータをエクセル上でコピーしてください。このとき、必ず表ヘッダも含めるようにします。
- GetGridを起動し、「テーブル読込」ボタンを押してください。すると、コピーした表データがGetGrid上に表示されます。
- テーブル名を入力し、「INSERT」ボタンを押してください。
- SQLが自動生成されて、テキストエディタが起動します。コピーしてご利用ください。
※元データは、必ずしもエクセルである必要性はありません。表形式であれば読込可能です。 ※テーブル名の入力欄は、一度入力したら記録されるので、2回目以降はプルダウンから選択することができます。
UPDATE文の自動生成
- UPDATE文を生成するときは、表データを「条件部(WHERE)」と「更新部(SET)」とに分けて記載する必要があります。下図のように、空白列を挟んで左に条件部、右に更新部が来るようにしてコピーします。
- GetGridを起動し、「テーブル読込」ボタンを押してください。すると、コピーした表データがGetGrid上に表示されます。
- テーブル名を入力し、「UPDATE」ボタンを押してください。
- SQLが自動生成されて、テキストエディタが起動します。コピーしてご利用ください。
DELETE文の自動生成
- DELETE文を生成するときは、削除したいデータの条件(WHERE)だけをコピーします。ここで指定する条件が緩いと、意図しないデータが削除される危険がありますので、十分に確認をしてください。
- GetGridを起動し、「テーブル読込」ボタンを押してください。すると、コピーした表データがGetGrid上に表示されます。
- テーブル名を入力し、「DELETE」ボタンを押してください。
- SQLが自動生成されて、テキストエディタが起動します。コピーしてご利用ください。